魔法のキス
「命が危ないってどういうことなの?いきなりそんなこと言われても…」


レックスが、近寄ってきて、そっと私の手を取った。


そして、慈しむような、それでいて哀しげな眼差しを向けてくる。



私の胸が再びざわめき始めた。




「ノア、君が僕の『運命の人』だからなんだ。だから命を狙われている。全て僕のせいなんだ」

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