ワタシと恋をしましょう!
「さて、行きますかね」
「今日はありがとう!すごく楽しかったよ」
「誕生日だもの、抜かりはないわよ」
「琴美さんの言うとおり!私の誕生日の時はよろしく~」
それぞれの目的地へと向かっていった。
手を振り合って、誰の姿も闇に溶けた時、ようやく2人っきりになった。
「やっと、か」
「騒がしくて楽しいじゃないですか!」
「1年前は、騒がしいのは嫌いだったはずだか?」
「せん…あ、彰人さんのおかげです!」
「ワタシも嫌いではない。美空を支えてくれた大切な仲間だからな」