ワタシと恋をしましょう!
「先生との恋愛は、世間的には認められてないらしい」
「男女が恋愛するのに、先生とかって関係ありませんよ。まあ、仕事に支障が出るのはまずいですけどね。でも、先生はそんなことしませんし」
「構わないが、敬語だけは止めてくれよ」
私の頭を撫でて、キッチンへと歩いていった先生は、苦笑いしてたけど、嫌そうではなかったな。
私は、ふかふかのソファに腰掛けた。
身体がソファに沈み込む。
少し香る先生の香りに、不意に感情が高まってきた。
今更、泣いてどうするのよ。
今更先生と会えた実感湧いちゃったりしてるしさ。