─泣き虫×強がり─



「あはははっ」



「梓ちゃん、笑いすぎ!!」


「えへっ…だっ…だって…」



「ひどいよ〜」



あれから他愛ない
話をしていつの間にか
時間が経っていた。



「蓮くんってば
けっこうおっちょこちょい
なんだね。ふふっ」



「だって〜」



隆くんは
用事ができたらしく
たったさっき
出ていった。



今は蓮くんと日向くんと
あたしの3人だけだった。










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