先輩の好きな人
「……先輩、俺が他の女子と仲良くしてるから泣いてるの?」
「え、あ、あの…、」
焦る先輩が可愛くて、俺は少しSになる。
「それってヤキモチって言うんじゃないかな、…心?」
先輩の耳元で言う。
「近いよ、陸…//」
「ヤキモチ妬いた理由、聞かせてよ。」
黙っている先輩。
しばらくして、その口を開いた。
「………………………す、好き…だから…。」
その言葉を聞いた瞬間、無意識に先輩を抱き締めていた。