千日紅が咲いている
【4】落ちたのは赤
***
「んー、どうしようか。何食べたい?」
「何でもいいよー」
「おまかせ」
「それが一番困るんだって」
私はヤスと大輔を睨んだ。
2人はヘラヘラしていた。
久しぶりに3人で食事会をしようということになった。
食事係は必然的に私になってしまう。
すごい損な役回りな気がした。
できるだけ楽なのがいいよね、鍋をするには早いし。
じゃ、
「カレーは?」
「「いいねー」」
変なところで息の合う2人に笑った。
「買っていくよ」
そんな話をしたのは二日前。
大輔の家の近くにスーパーがあるから、そこで買っていこうと思っていたら、大輔がその前にデートをしようと言ってきた。
珍しいなと思った。
デートをしようなんて言われたの久しぶりな気がした。
「んー、どうしようか。何食べたい?」
「何でもいいよー」
「おまかせ」
「それが一番困るんだって」
私はヤスと大輔を睨んだ。
2人はヘラヘラしていた。
久しぶりに3人で食事会をしようということになった。
食事係は必然的に私になってしまう。
すごい損な役回りな気がした。
できるだけ楽なのがいいよね、鍋をするには早いし。
じゃ、
「カレーは?」
「「いいねー」」
変なところで息の合う2人に笑った。
「買っていくよ」
そんな話をしたのは二日前。
大輔の家の近くにスーパーがあるから、そこで買っていこうと思っていたら、大輔がその前にデートをしようと言ってきた。
珍しいなと思った。
デートをしようなんて言われたの久しぶりな気がした。