王子様とお姫様の秘密の放課後
母さんは「はいはい」と言いアイツにだけコソコソと何かを渡して、自宅の仕事場に入って行った。

「まったく、どうしょうもねーババァーだよ!」

「良いじゃない!私、桂子さん好きだもの!」

泣いてたアイツはどこかにいって、今いるアイツは笑顔だった。

まぁ良いっか!!

「そろそろ行くか!」

「うん」

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