王子様とお姫様の秘密の放課後
「夜の学校って、やっぱり怖いね…」

背中を正門に向けて迎に来る車を待っていた。

俺は、そんな事より言い訳を考えている。

なんて言うのが一番良いのか…

でも、家を出て来たのはコイツが勝手にした事だし…

そこまでホローしなくても…


車のライトが近付いて来るのが分かる。

「あっ、お父さんの車かも!」


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