王子様とお姫様の秘密の放課後
「乗らないから」

そう言って、一人で今さっき歩いて来た道を引き返し始めた。


「おい、待てよ!!」

俺はアイツの父親に頭を下げ行こうとしたら

「君がさくらを連れ出したのか!」

今度は俺に向って怒鳴って来た。

「はぁ?あんた何もわかってねーよ!少しはアイツの気持ち考えろ!」

今度は俺が怒鳴ってしまった。

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