王子様とお姫様の秘密の放課後
「泣く馬鹿いるか…」

違うもん…

泣いてなんかいないもん。

「ばか…」

そう良いながら、そっと私を抱きしめて来た。

ドキドキは、しなかったけど

温かかった。

杉本の腕の中が…

落ち着いた。
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