王子様とお姫様の秘密の放課後
メイクから始る。

目を瞑り言われたままに…

時計の針と睨めっこをしていても、何も出来ない私。

お人形の様に座り、言われた通りに向きを変える。

鏡の前ではお姫様で居たい。

そう思う事が、自分を好きになる一歩だったりする。

自分と向き合える大切な時間が、私はこの時間だったりする。

衣装を纏った私は、どう変われているのだろう?

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