王子様とお姫様の秘密の放課後
記憶があるのは宙に浮いた所まで…
その時の状況は、分からない。
「憶えてないのか?」
「うん…全然分からない…」
「そっか…」
そう言って杉本は、私の髪を撫でた。
その時の状況は、分からない。
「憶えてないのか?」
「うん…全然分からない…」
「そっか…」
そう言って杉本は、私の髪を撫でた。