恋愛日記-ワタシノスキナヒト-
「ねー。あゆの
彼氏がだよ、もし
浮気したらどーする?」
「はぁ!?なにその
ありきたりな展開」
「はっきり言えばいーじゃないリコ。“純くんが浮気してるかも”って」
え…?
それどーゆー事
純くんが浮気って
ありえないよ
私は、はるっちの
言った一言が信じれ
なかった
「はるかーぁ!どうして
そうやって簡単に言えんのよ」
「だって、リコが遠回しに言うからはるかが言って
あげたんじゃない」
遠回しに言おうと
しているリコを
そっちのけに
はっきりと事実を
告げてきた。
はるっちは
素っ気なく言った。
でも、顔はどことなく
心配そうに
していた。
「はっ!?それまぢバナ?」
「当たり前じゃん..
そんな事で嘘つきたくないし、しかも純だよ!?ありえないよー…」
リコは私に泣きついてきた
「リコ..大丈夫だよ。純くんはそんな事する人じゃないってリコが一番よく知ってるでしょ?」
私はリコを慰めてあげる事しか出来なかった。
──純くんは近くの高校に通う高校2年生。
リコとは、去年うちの高校の学祭で会って、お互い一目惚れで付き合ってるラブラブカップル。
純くんは生徒は一目置く存在で、結構なチャラ男。
髪の毛の色はきれいな栗色目の色はたまに入れてるカラーコンタクトが格好良く決まっている。
お互いチャラ系同士気もあって、私的には結構良いと最初は思っていた。
けどやっぱり格好いい人と付き合うのは大変な事だった。純くんと付き合ってる事に腹立てた純くんの、とりまき達がリコに対しての嫌がらせが始まった。