「彼」

急いで公園に向かう。


途中、


ヘッドライトに照らされた。


りょうちゃんだった。



私は嬉しくなって車に乗り込む。



どしたの?急に?



そう聞く私に、




「んー・・・」



何も言わず。車を出した。

どこに行くのかな。



少し険しい顔のりょうちゃん。



着いたのは、あの河原だった。
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