「彼」
‐気持ち
次の日。1時限目は英語だった。
教室に入って来た先生は、
当たり前だけれど、何事もなかったように。
いつもみたいに、冗談を交えながらの授業。
ねぇ、先生?
何で昨日、私を抱きしめた?
聞きたかったけど、聞けるような状況にはならなくて。
私は、ただ、悶々としてた。
何で私を抱きしめたの?
そのために、送ってくれたの?
・・・私には、わからなかった。
教室に入って来た先生は、
当たり前だけれど、何事もなかったように。
いつもみたいに、冗談を交えながらの授業。
ねぇ、先生?
何で昨日、私を抱きしめた?
聞きたかったけど、聞けるような状況にはならなくて。
私は、ただ、悶々としてた。
何で私を抱きしめたの?
そのために、送ってくれたの?
・・・私には、わからなかった。