◆今宵、さくらの木の下で
2人目の転入生は…
キーンコーンカーンコーン…
ガラッ
先生が入ってきた。
「みんな、今日は転入生が来てるわよ。立て続けに2人もなんて、みんなラッキーね?
さあ、はいっていいわよー」
ガラッ
………………………え?
「さ、自己紹介始めちゃって?」
「はい。どうも、白羽雅といいます。よろしくお願いします」
そう言って、私の方を見てニコリと笑った…
…雅。
「なんか、カッコイイね?雅君」
こっそりと、隣の席の綾が私に耳打ちした。
私はそれどころじゃない!
今日一日、わたしは一度も雅の方をむけなかった。
…視線は感じてた。
ガラッ
先生が入ってきた。
「みんな、今日は転入生が来てるわよ。立て続けに2人もなんて、みんなラッキーね?
さあ、はいっていいわよー」
ガラッ
………………………え?
「さ、自己紹介始めちゃって?」
「はい。どうも、白羽雅といいます。よろしくお願いします」
そう言って、私の方を見てニコリと笑った…
…雅。
「なんか、カッコイイね?雅君」
こっそりと、隣の席の綾が私に耳打ちした。
私はそれどころじゃない!
今日一日、わたしは一度も雅の方をむけなかった。
…視線は感じてた。