◆今宵、さくらの木の下で
「僕の姿は、百合子さんにしか見えません。あ、幽霊じゃないですよ?僕は…まあ、言ったら妖精…ってとこですかね。」
…妖精?
…ティンク?
わかんない。もっとわけわかんなくなっちゃったじゃない!
ってかほんとなの?
「本当ですよ。ほら、みんな僕のことなんか見向きもしないじゃないですか」
確かに。
みんな、まるで見えてないみたいに無視してる。
どうやら妖精なのは本当みたい。
…ならば!
「よ、妖精なら、なんか不思議な力とかないの?」
あるよね?
妖精だもん。
…妖精?
…ティンク?
わかんない。もっとわけわかんなくなっちゃったじゃない!
ってかほんとなの?
「本当ですよ。ほら、みんな僕のことなんか見向きもしないじゃないですか」
確かに。
みんな、まるで見えてないみたいに無視してる。
どうやら妖精なのは本当みたい。
…ならば!
「よ、妖精なら、なんか不思議な力とかないの?」
あるよね?
妖精だもん。