◆今宵、さくらの木の下で
「力ですか?ありますよ、もちろん」
ほんとっ!?
すごい!
「どんなの?」
私はもちろん興奮気味。
「大したことじゃないですけど……願いをかなえてあげられるんです」
ちょっと照れながら、雅は言った。
「百合子さんの願いも、かなえてあげられますよ。そんなにでかいことじゃなければですけど」
す…すごい!
なんでもお願い事がかなえられる、ってことでしょ?
なんだか、夢みたい。
そんな人が近くにいるなんて。
あ、人じゃないのか。
ほんとっ!?
すごい!
「どんなの?」
私はもちろん興奮気味。
「大したことじゃないですけど……願いをかなえてあげられるんです」
ちょっと照れながら、雅は言った。
「百合子さんの願いも、かなえてあげられますよ。そんなにでかいことじゃなければですけど」
す…すごい!
なんでもお願い事がかなえられる、ってことでしょ?
なんだか、夢みたい。
そんな人が近くにいるなんて。
あ、人じゃないのか。