黒龍VS白龍
私には誰にも言えない過去がある。


この過去が私が暴走族に入ろうと思った


一つの理由…


~ある日~


学校からの帰り道…

普通に友達と喋って

普通に家に帰ってきて

「ただいまぁ~」って言った。

いつもなら返事が返ってきて

暖かいお母さんの笑顔で迎えてもらうはずだった…


なのに…

返事どころか人に気配すら感じられない…


部屋も真っ暗…

夕焼けの色でちょっと明るいくらい…

リビングを開けるとお母さんが倒れてる…

真っ赤に染まった血の海の中で…



「キャァ~~~~!!!!!!!!!!!」

ドスッ!


私はそこで気絶してしまった…

後ろから誰かに何かで殴られた。


気がついたらそこは天井が合って
病院だった…


お母さんは死んだ…

殺されたのだ…

元々私の家は父がいなくお母さんと私と兄貴の三人暮らしだった。

兄貴はもう高校生で一人暮らしをしていた。

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