黒龍VS白龍
葬式に兄貴はちゃんと来てくれた。


泣きじゃくる私をずっと抱きしめてくれた…


私はその日から自分がもっと強ければと思うようになった。

その日から私は毎日のように喧嘩をしては傷をつくり
の繰り返しになっていた…


だけど喧嘩で負けた事は一度もなかった…


私は中学二年になると同時に今の白龍に仲間入りする事になった…


私は入って早々幹部に任命された。


私が強いと認められた気持ちになりもっともっと強くなろうと思い


気がつけば白龍の総長になり白い天使と呼ばれるようになった…


私はこの呼び名が嫌いだ。


天使なんている訳がない!!
神なんて存在しないのだ…



私はあの時からこれだけは忘れなかった…






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