ごめんね・・・。
「別に平気だよ。あいつ2年担当だから、ここの階にはいないよ。」
姫良里のほうも向かずに言う。



「誰が、2年担当だから、ここの階にはこないだ?」
後ろから聞き覚えのある声がした。
 

荒井だ。

後ろを振り向く。
「別に。何でもないし。関係ないだろ。
 姫良里ゴミ捨ていこ。」

ゴミ捨てに行こうと、教室から出る。

「その話し方と、まがった性格を直したら、かわいいのにな。」
荒井が私の背中にいう。

どうしたんだろう・・・。


いままで、こんなことなかった。


今の言葉。


急に鼓動が高鳴った。。。
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