ごめんね・・・。
それから、焼却炉に向かう途中。
ずっと。荒井の事を考えていた。


「どうしたの?」

姫良里に言われ我に帰る。


「別に。何でもないよ。ちょっといそご。
 部活でれなくなっちゃう。」

姫良里が持っていた、ごみ箱を1人で持ち、
走り出す。



焼却炉に先につきごみを入れていると後からきた、
姫良里が息をきらしながら私に言う。

「ちょっと。早すぎよ。何走っちゃってんの。」
姫良里が目を丸くして言う。

「いや、別に。てゆうより。早く部活いこ。」
私はまた。走り出す。


「ちょっと待ってー。どうして?いつもなら。おさぼりなのに。」
後から姫良里が追いかけてくる。


姫良里の言葉を聞きながら私は思った。


(私。もしかしたら・・・。荒井に惚れたかも;;)
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