ごめんね・・・。
部室にひとり小さくなった。

〈お前それで練習しろ。〉変態だなと考える。

〈似合ってないわけじゃねーよ。〉正直に受け止めてしまった。


嬉しかった。「やっぱり好きなのかな・・・。」呟いてしまった。

「っえ?誰のこと?」

後ろには姫良里がたっていた。

「べっべつに。何でもないよ。」

あわてて立ち上がる。

「わー。かわいい。」

姫良里が、スカート姿の私を見て言う。


「いや。別に・・。ちょっと履いてみただけだから;」

少し照れる。さっきとは違う感情だった。


「それで、練習すれば。荒井もおとせるよ。。」

姫良里が私に微笑む。



「えー。なんで?気づいちゃった?」

姫良里にいう。


「当たり前でしょ。何年一緒にいると思ってんの?」

姫良里がほほ笑む


「まだ。9か月くらい。」  真顔で言う。


「はい。すいません;」
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