ごめんね・・・。

ライバル。

「っあ。ごめんね。」

姫良里が冷静に言う。


「今の話聞いてた!?」

私はもう、冷静さなど忘れて、パニックだった。


「いえ。何も。どうしたんですか?そんなに焦って;」

部員の一人が言う。


「べつに。何もないよ。」


姫良里が、冷静にこたえ、

スカート姿の私を、外へ連れ出す。
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