TOKYO DREAM 2019
「私は20年後の 38歳になったキミ
正真証明の谷政 波彦だよ」

絶対にやっぱりこれは夢だ 絶対に夢だ。

僕は試しにほっぺたをつねってみた
確かに痛くない

そうだ、よしこれは確かに夢だ


割り切った上で
僕は二人の来訪者をアパートのリビングに案内して
コーラを振舞った

二人とも夢の産物なのに
おいしそうに飲むこと飲むこと
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