水泡玉~先輩~
抑えることが
「なんだよ翔。」
すこしめんどくさそうに答える亮先輩。
まだ、私のドキドキも止まなくて
先輩が近くに居ると思うと
やっぱり体温が上がっていくのを感じる
「ちょっときて」
そう言って亮先輩を連れて行った。
「ごめん、ちょっと行ってくる」
と亮先輩は軽く言って行ってしまった。
先輩、どうして?
よくわからないよ。全部
本当に全部話したいよ
受け止めてほしいよ
抑えられなくなってきてる
この気持ち。