水泡玉~先輩~



『だ、大丈夫です・・』

と内心あせりながら答えたけれど

意外と冷静に言葉が出た


『ならよかった!』


と笑顔になった先輩


そっそれ反則!!

ともう心臓バクバクで

先輩にヘンに見られてないかな
と不安にもなった



『ビート板まだか~?』

と私たちの光景を見ていた先生が言った



あ!ヤバイかも
みんな待ってる!!

と内心すごくドキドキしながら
周りに散らばったビート板を拾った


一通り拾ったかと思うと

『はい、どうぞ』

と上からまた声がした



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