水泡玉~先輩~
『一応、肩のほうもやったんですけど
どうですか?』
調子はどうなのか聞いてみた
『うん、
すげーよくなった』
と笑顔でかえしてくれた
良かった
私、なんとかマネージャーとして
役に立てたんだ!
と嬉しくなった
『じゃ、練習もどるわ!』
と言いながら亮先輩は立ち上がった
ちょっと待って?
いきなり練習始めたら
また同じこと繰り返しちゃうから
今日は軽めに練習してもらおう
と思い
先輩に呼びかけることにした
『亮先輩!
今日は、軽い練習にしてもらえませんか?
まだ、足や肩の調子が・・・・』
と少し遠慮がちに言った