素直にカエル ~先生の隣で~
「…ごめん」
「…え?」
私が混乱しまくってるのを見て、先生はつぶやいた…
「…いきなりすぎたな!悪い悪いっ!」
「…先生」
先生はそっと棚につけていた手を離し、私から距離を離した…
「…もう、気にすんなっ!そうじ続けてっ!」
先生はさっきからこっちを見ない…
もしかして…
私が子供だから…
キライになった?
キスもできないぶきっちょだから…
もうあきれた?
イヤだよ…
キライになんないで…
私から…
離れないで…