時計仕掛けの宝石箱
「へーき、へーき!俺はタフだから。

‥‥‥それよりさ。ルナ、一つ聞いていい?」

「何ですか?」

「‥‥‥‥‥‥この手はワザと?」

「気付きましたか」





‥間。





「俺が身長の事を気にしてるのは、知ってるだろ?!」

「あら、今日は潔く小さい事を認めるんですね?」

いつものように始まったルシャアナとトーマの討論に、エディリーンはこめかみを押さえた。

「‥ルーディ、どうする?」

「‥止めるしかねぇだろ」

溜め息と共に言い、ラディオルは、啀み合い、掴み掛かろうとする二人の間に割って入った。

「邪魔です、退いて下さい」

「止めるなよ、ルーディ!」

「いい加減にしろ」
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