□■君のこと好きなんだ。■□
その日の夜、パーティに来てくれた人たちを送り出した後も、
ひかりはいくみと目を合わせないようにしていた。
一人にならないようにして、なるべく彼から距離をおいた。
寝る前、ひかりはベッドの上で考え事をしていた。
明日からいったいどうすればいいだろう? とか、
どうしたら出て行ってくれるか…とか。
と、いうかそもそもあたしが"執事さん"を頼んだのって、頼れる人に少しでも支えてもらうってのが目的じゃなかったっけ???
何、この状況?
あたしめっちゃ苦労してんじゃん…!
何なのアイツ…まじ最低…!!