□■君のこと好きなんだ。■□
ちょっと待てよ、上目遣い、上目遣い!!!
やべぇ、超目パッチリ…
『…あなた誰??』
『ぼく?ぼくはねぇ…』
そうだ☆
イイこと思いついた♪
ちょっとドキっとさせてみよっと。
なんて出来心で、ぼくは彼女に更に歩み寄り、
『今日から君の執事さんになる、藤宮いくみ!
よろしくねぇ!』
と言って、彼女の張りのある頬にキスをした。
それによって彼女は一気にボワっと赤くなった。
おぉ、耳まで真っ赤。
これは未経験かぁ?
ぼくは友達によく、
外見は天使、中身は小悪魔と言われる。
その時、ぼくの中で"小悪魔スイッチ"がカチリと入った。