La chose qui l'a perdu~失ったもの~
「な・・・長げぇ」

セグは

階段のあまりの長さに

肩で息をしていた

「・・・もう少しです」

そんなセグを

振り返りながら

励ましている(?)ルノンは

疲れている様子も無く

相変わらずの無表情だった
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