身近かなこと
今宵はエコと人権の時代だと言われている。
今までの過剰な消費のつけが、現代人にのしかかっている。
消費することからエコ。
果たして自然がそれだけで元通りになるのだろうか。
便利から不便利。 田舎でも車が走り、コンビニは当たり前。 都会の人間は、田舎には田舎の良さを押し付け、田舎の人間は発展を願う。
どこかで矛盾をよんでいる。
エコと言えば正義の言葉に聞こえる。 エコも仕事を産み、企業の生産の一部になっている。
正義だと何でも許される風潮。
エアコンの中で生まれた現代人がエコを語る現在。
何かしら滑稽に感じる。
人間なんてそんなにすぐには変われない。 こんなに便利な生活を捨てるなんて。 表向きのエコがこれからも続く。
都会と田舎のギャップも知らない現代人には、溝が広がるばかりだ。
理解できない両者の関係はこれからも続くだろう。
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