LOVEmake☆
「あっ」


「お帰り〜連絡してくれればよかったのに」


「練習中にタイプRの音聞いて
急に帆に会いたくなった」

アハハ…やっぱりマフラー音が聞こえたんだ。


彼は後ろにいる由来のことを気づかずに
私を抱きしめた…



「白昼堂々って感じ(笑)」


由来の声に修ちゃんは
びくついた


「誰?」


「どもっ」

由来が会釈した


「私のいとこなの」

私は急いで釈明する…


「ふーん。寄って行っていい?」


「もちろん!どうぞ」



部屋に入ると
ソファーに座る彼の横に由来が座った

私はコーヒーを入れる…



「何?」


あまりにも由来が修ちゃんをジロジロ見るもんだから
修ちゃんは苦笑い…(^-^;


「帆のタイプを分析してんねん」



「…で、何かわかった?」



「悪趣味(笑)」



「はぁ???こいつ」


「由来」


アハハ(笑)


「冗談やん。修ちゃんと帆はお似合いだよ」





由来の言動にハラハラした

「余計な事を言わないで」

由来に耳打ちした。

生意気な顔が憎らしくて
デコピンをお見舞いした

「痛っ」

「大人をからかわないの」


「はい(笑)」

駄目だ!全然反省してないし…(>_<)




「はいどうぞ」

彼に玉子焼きと野菜炒めを作った

「おぉ〜サンキュー」

修ちゃんの嬉しそうな顔を見ると
私も嬉しい…(^-^)


「ゆっくりして行けるならビール飲む?」


「飲みたいっ!

でも、やらなあかん事があるから我慢する」


「そう」


1分1秒でも一緒にいたいのに…


修ちゃんはもう我が道を進んでいるんや〜


私には邪魔できない

陰で支える存在でいよう
…(v_v)
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