LOVEmake☆
バスタイム

お気に入りの入浴剤を入れてリラックスする

お父さん…

こんなに一生懸命に調べたけど

あたし自身がお父さんに会いたいとか
そんなんじゃないの

冷たいかもしれないけど
あたしにとっての父の存在はゼロ

帆のがいてくれたらそれでいい!

帆が笑ってくれてたらそれでいい!


だけど帆はあたしだけじゃ駄目だった…

ふう〜

ため息ついたら幸せがにげちゃうね!


はぁ


あかん!今あたしのできることをすればいい。

それは帆を心の底から元気にすること!


だからあたしが元気じゃなきゃ
帆を元気にできないよね

\^o^/



寝る前に携帯を開いて
Rinを呼んでみた。


「ハロ由来 何か用?」


「何か用って進展とか聞きたくないの?」


「知ってるから」


「はぁ?」


「Rinは携帯にいるんだよ!
ちゃんと由来の行動見てるんだから」


「っそ!じゃあさ
お父さんはワンルームに住んでたでしょ?
あそこで家族を暮らしてると思う?」

「それは由来が調べなきゃ」


うううううう!

「あんた頭にくるね!
友達いないでしょ?」


「妖精に友達なんていらないし」


「なんか悲しいね」


「全然」


「強がりの妖精Rin(笑)」


「何か言った?」



「別に(笑)また呼ぶから!おやすみ」


「おやすみ」


カチャ…

携帯を閉じた。


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