LOVEmake☆
「帆どうしたん?」

由来が起きてきた…


「なんでもない」

私は急いで検査薬を片付けた。


「バレバレやから」


「えっ?」


「赤ちゃん…あたしができたんだ。

ショックだなぁ
そんながっかりした顔。

いっそのこと下ろしちゃう?」


パチン


私は由来の頬を叩いた


「何すんのよ」


「あんた未来の私を1人にする気?

下ろしたらあんたは存在しないんだよ

未来の私とあんたの関係はそんな簡単なもん?」

その時の私は不思議な事に
お腹にいる子は未来から来た由来だと
ありえない現実を受け止めていた。


「帆と2人で幸せだったよ

だけど帆がお父さんがいなきゃ駄目やってんやん

だから帆には素直になって欲しい

    (v_v)




帆は…

帆があたしを置いて逝こうとしてんで…」



由来の真剣な眼差し

涙が頬を伝う…


私は由来を抱きしめた。


「ごめん…未来のことはわからんけど
由来を1人にはしない!約束するよ」



「絶対だよ」


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