LOVEmake☆
「お腹空いた」


私の胸の中で由来が呟いた。

「食いしん坊(笑)」


泣きっ面で無理してニコリと笑う由来に
私も泣きながら笑った…


「よし、朝ご飯!いやっ、昼ご飯作るわ」


うぷっ

ご飯を想像したら
つわりが…(@_@)


「あたしが作るからいいよ。

これでもよく手伝いしてるんだから」


「ほんと?」


「任せて…(^O^)v
パスタある?」


「あるよ」


「じゃあご飯できるまで
横になっとき」


「ありがと」


私はベッドに横になった。




横になりながら涙をこらえた…

由来は自分は望まれて生まれてきたんじゃないって感じたのかな?

悪い事をしちゃった
さっきはまだ決断する段階じゃなくて

ただ…

ただ…

どうしようかと…

それだけだった。


でも由来の言葉で
はっきりとわかった。


未来の自分が修ちゃんと別れを決断したなんて信じられないし

自分が子どもを残して死のうとしたなんて…

今の私じゃ考えられない!


由来を抱きしめて
愛おしいと思ったし
この子を幸せにしようと本気で思った。


そう…修ちゃんと3人で

私は固く決心した。


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