LOVEmake☆
彼は私に興味が沸いたのか
質問攻めにした…(^-^;


「今まで付き合った男のタイプってどんなん?」

「んと。優しくて落ち着いた人かなぁ〜

残念ながら私は男に女として見てもらえない事がほとんどで
男友達は多くても
彼氏いない歴の方が長いよ」

「そっかぁ
カッコええな。
見た目と中身のギャップがいいよ」


「えっ?」


「俺が今まで出会ったことのないタイプ」


「そうかな?自分では乙女のつもりでも
みんなが認めてくんないから(笑)

修ちゃんは黙ってても
女子から寄ってくるでしょ?」


「あぁ
だから一応付き合ってみるけど
俺が本気になる前に駄目になるんだ」


「軽っ(笑)」


「うっせぇ」

和気あいあいとお喋りしながら展望台に向かう


ブォーン


「危ない」

すごいスピードの車が横切った…


修ちゃんはあたしをかばうように抱き寄せた。


あっ…


ずるいよ…このやり方

私は体が熱くなった

   (#^.^#)


「危ない運転しやがって!大丈夫?」


修ちゃんは私の顔を覗き込んだ…


「あっ…可愛い
帆ちゃん照れてんの?」


きっと赤面してると予想した私は足早にスタスタ歩いた


「怒った?」



修ちゃんが追いついて
私の手を握った


びくっ…(*_*;


「危ないから手をつないどこ」


「……」


私は黙ってうなづいた





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