我ら地球防衛中学生!!
「・・・・・・・隕石、予想落下時刻・・・通過・・・。」
最初に声を上げたのは、佐倉だった。
目の前に広がるのは、青い空。
下に広がるのは、広大なサバンナの大地。
雅が手を振っている。
あ、バッファローが雅を怖がって、逃げ出したぞ。
「・・・・・やった・・・・?」
美並が誰に聞いているのか、分からないけど、質問をした。
「・・・隕石が、衝突している様子は・・・ないですわね・・・。」
花子も放心状態だ。
「空に、浮かんでいる様子もないな・・・。」
「やったの・・・?」
やった?
やった・・・・やった・・・・
「やったぞ!!!」
うをぉおおおおお!!!!
美並の叫び声に呼応して、戦艦の中から、歓声が沸いた。