我ら地球防衛中学生!!
その6、航法士;佐倉美紀:報告書
『そもそも、あのタイミングで「ゆうたぁああ!!」と叫ぶ美並も美並なら、そこに都合よく現れる山崎も山崎だと思う。
どう考えても、お姫様と王子さまの構図じゃないか!それで、あの後に二人に何の進展もないとか、どう考えてもおかしい。
あの二人はネジがどこか緩んでいるとしか思えない。』
その7、砲撃手リーダー(主砲担当):吉田勇気:報告書
『なんだよ、大雪山って、そんなわけの分からない技に命をかけられたらたまらない。
こちらは、いつでも美並さんからの合図に対応できるように、主砲のトリガーを握り続けなければいけない状況で、それでも、トリガーはひけないという、緊迫した状況をずっと保っていたんだ。
なのに、あの無茶苦茶な方向転換。あの時、僕がどれだけ冷や汗をかいて、どれだけ力をこめて、体制を維持したのかをみんなに教えてあげたい。
あと、あの一瞬で隕石に対して標準を決めて、撃ちこんだ腕も褒めてもらいたい。』