我ら地球防衛中学生!!
「みんな、大変だ!」
そんな、喧騒が広がる中、我らが斉藤雄二艦長が職員室から戻ってきた。
「どうやった?斉藤。そんな驚いた顔して。」
と、美並。
「まさか、戦艦ホムラ更迭とか?」
「クラス替えとか?」
そんな不吉なことばかり言わないで~
怖いよ。
みんなの目線が怖いよ。
「宇宙に行くことになった。」
しかし、ネガティブになっているクラス全員の思考とは、対照的に雄二の口から出た言葉は、とんでもない言葉だった。
「「「「・・・・・・・は?」」」」
あまりの唐突な、艦長の言葉に全員の目が丸くなる。
斉藤雄二は、今、なんと言いなすったの?
「だから・・・来週から、宇宙に行くんだよ、俺たち!」
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「「「えぇえええ!!!」」」」
教室中が、その言葉に驚愕の声を上げた。