我ら地球防衛中学生!!


「あれ?」


 その瞬間、モニターのはしに気になるものが映り、祐太は手を止めた。


 あれは・・・なんだろう?彗星?


 でも、その割には近いような・・・。


「雄二。」


 祐太は気になり、通信を開く。


『おぅ、祐太、どうし・・・ブー!!』


 絶対殺す、雄二のやつだけは、後で絶対に殺す。


「笑っている場合じゃないよ。なんか、さっきモニター越しに彗星みたいなものが映ったんだけどさ・・・。」


『それでしたら、先ほど私たちも確認しましたわ。今カルラさんに連絡して、ピーチダックを使って偵察に行ってるところでしてよ。』


 答えたのは、花子だった。

< 64 / 119 >

この作品をシェア

pagetop