我ら地球防衛中学生!!
山田 新一(機関士)
「予測落下地点、アフリカ中央、ゴンゴとスーダン辺り。予想落下猶予時間、2時間。ギリギリね・・・」
佐倉が出した、予想起動はあまりに絶望的な数字だった。
「至急、各国の宇宙管理センターと防衛局に連絡。」
「もうやっておりますわ。それに、向こうも、さすがに気がついたようですわよ。」
まったく・・・宇宙管理センターは何やってるんだ?
宇宙を見張るのがお前たちの仕事だろうに?
「はぁ?聞けませんわ、そんなコト。それに、この状況で出来るわけありませんわよ。通信切りますわよ。」
地上と通信を行っていた花子が、何かに切れて通信を強制切断する。
「どうした?」
「危険だから、至急帰って来い・・・だそうですわ。日本には影響ないですからね。」
そりゃ、裏側だモンな。
「さすがだよ。俺たちの国は・・・」