我ら地球防衛中学生!!


「ぶつかる!美並!避けて!!」


 佐倉の怒声。


 眼前に広がるのは、隕石の欠片。


 操舵輪を握っているのは自分で、でも、私は指揮官で・・・。


「助けて・・・」


「美並さん!」


「美並!」


 花子と佐倉の声がこだまする。


 助けて・・・助けて・・・


 お母さん・・・お父さん・・・斉藤・・・先生・・・祐太・・・祐太・・・


「ゆうたぁああああ~!!!」


 眼前に広がる隕石


 美並の悲痛にも似た叫び声。


 そして・・・。



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