我ら地球防衛中学生!!


「!」


「え?」


 花子と佐倉はその光景を最初は何が起こったかわからなかった。


 眼前に迫った隕石の欠片。


 再ショックに備えて身構えた瞬間、その隕石の欠片にビームの嵐が降り注ぎ、四散したのだ。


 粉々になってカンカンと、小さな音を立てて、戦艦にぶつかる。


「いったい、何が・・・」


 佐倉がそこまで口にした瞬間。


『みんな、大丈夫?』


 そこにいるはずのない、顔が通信モニターに映りこんだ。


 そして、戦艦の窓に映るは白い中世騎士を模した巨人。


「・・・雅・・・?」


「祐太・・・」


「裕子さん・・・。」


『大丈夫?応答して、生きてる?』


「祐太~・・・」


 美並は、その場にヘナヘナと座り込んむ。


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