やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】

第14節:オネショ




「それにしても、こんなに周りで騒いでるのに、よく眠れるよな。」



真木ヒナタが、ベットで寝ているポチを見下ろす。



「それで、手に持っているヤカンは?」



私は、先ほどの質問を繰り返す。



真木ヒナタは、私を見て笑った。



そして、ポチの布団をゆっくりとずらすと、ポチの下半身をヤカンの中の水で濡らした。



「ムニャムニャ・・・・・zzzzz」



ポチは、下半身を濡らされながらも、いっこうに目を覚ます様子はない。



「よし・・・準備完了だ。」



真木ヒナタは、ヤカンに残った水を寝ているポチの顔にかけた。

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