やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】
「ちょっと、待ったぁぁぁぁぁ~!!!」
ポチが、執事とレナに割り込んできた。
「・・・・どうしたんですか?」
ポチを、いたって冷たい目で見つめる執事。
「そのお祖母さん役、アッシにやらせてください。」
真剣な表情で執事を見つめるポチ。
「駄目です。」
まったくポチに取り合わない執事。
「何でですか!アッシ、頑張りますよ。考えてみてくださいよ!アッシほど、意地悪ババァ~にピッタリの人材なんて他にいませんよ。どうか、アッシにオネショの汚名返上の機会を与えてくださいよ。」
必死に訴えかけるポチ。