やくざと執事と私【第２部：ラブ＆レース】

「・・・しょうがないですね。それでは、ちょうど運良く、組長のお祖母様役があきましたので、ヒナタさんが、やってください。」



「本当？やったぁ～！」



喜ぶ真木ヒナタ。



「ただ、くれぐれも、余計なセリフは、挟まないでくださいよ。」



ポチのことがあるので、真木ヒナタに念押しする執事。



「心配するなよ、龍一。今日の俺を信じろよ。なあ、レナ。」



執事とレナを見る真木ヒナタ。



「そうですよ。ヒナタお兄ちゃんは、大丈夫です。」



レナも、笑顔で執事を見る。



「・・・そうですね。今日は、レナさんもいますし、私の余計な心配でしたね。」



執事が、真木ヒナタとレナを笑顔で見た。