やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】
「まぁ~、アッシに任せれば、真木さんやサブさんがいなくても、平気なんですよ!」
本人のいないところでは、どこまでも、強気のポチ。
(相変わらず・・・最低な人間・・・)
と、心の中では思ってはいても口にはださない私。
だって、今の私の味方をこれ以上減らすことができないから。
「それじゃ、熊さん、味噌汁の作り方教えて。」
「・・・・うん。」
こうして、私は、熊さんに味噌汁の作り方を習い始めた。